2025年7月1日は、NBAフリーエージェンシー市場において過去数年で最も動きの多い1日となりました。特にミルウォーキー・バックスの劇的な再編や、複数チームによる補強が注目を集めました。本記事では、主要な契約・移籍情報をチーム別・時系列に整理しながら深掘りしていきます。今回もボリュームがあるため、契約選手の一覧表は下記でまとめています:
🏀 ミルウォーキー・バックスの大型再編成
- マイルズ・ターナーと4年1億700万ドルで契約。
- デイミアン・リラードをウェイブ(契約解除)+残額を5年にストレッチ。
- ジェリコ・シムズ、ゲイリー・ハリスと2年契約。
- パット・コナトン+2巡目×2をホーネッツに放出し、ヴァシリエ・ミチッチを獲得。
めちゃくちゃ驚きましたね。。。ヤニスはリラードの放出に不満を漏らした一方、リラード本人は新たな自由に前向きな姿勢を示しています。
✅ 主な契約とトレード(チーム別)
ボストン・セルティックス
- ジョシュ・ミノットと2年500万ドル契約(チームオプション付き)
- ロスターは15人に到達し、セカンドタックスエプロン超えの可能性
デトロイト・ピストンズ
- ダンカン・ロビンソンと3年4,800万ドルで契約(サイン&トレード)
- シモーネ・フォンテッキオがヒートへ
- キャリス・レバートと2年2,900万ドルで契約
サクラメント・キングス
- デニス・シュルーダーと3年4,500万ドルで契約
- バランチュナスをナゲッツにトレード、ダリオ・サリッチを獲得
シャーロット・ホーネッツ
- トレ・マンと3年2,400万ドルで再契約
- パット・コナトンをバックスからトレードで獲得
- コン・クヌーペルなど複数のルーキーを獲得
ニューヨーク・ニックス
- ゲルション・ヤブセレと2年1,200万ドル契約(2年目PO)
- タックスペイヤーMLE(約1170万ドル)を活用
フィラデルフィア・シクサーズ
- エリック・ゴードンと1年ベテランミニマム契約
- 旧契約破棄によりキャップヒットを抑制
デンバー・ナゲッツ
- ティム・ハーダウェイJr.と1年ベテランミニマム契約
- キャメロン・ジョンソン、ブルース・ブラウン、ヨナス・バランチュナスなどを補強
- アデルマン新HCのもと、J.J.バレア、ロドニー・ビルアップスらをスタッフに迎える
クリーブランド・キャバリアーズ
- ラリー・ナンスJr.と1年ベテランミニマム契約(古巣復帰)
トロント・ラプターズ
- サンドロ・マムケラシビリと2年550万ドル契約(2年目PO)
- ヤコブ・ポートルと4年1億400万ドルで延長契約(1年PO行使+延長)
オクラホマシティ・サンダー
- シャイ・ギルジャス=アレクサンダーと4年2億8,500万ドルのスーパーマックス契約延長
📌 その他の注目情報
- クリッパーズがドリュー・ユーバンクスをウェイブ、キングスが1年契約で獲得へ
- グリズリーズのジャレン・ジャクソンJr.が足指の靭帯損傷(ターフトゥ)で手術予定
📝 総括
各チームは将来を見据えたロスター強化を進める中、バックスのリラード放出やSGAの歴史的契約は、今後のFA市場の動向にも影響を与える出来事となりました。7月2日以降のさらなる契約・トレードにも注目が集まります。
👉 契約選手の一覧表は下記でまとめています: