【マーベリックス最新動向】ドワイト・パウエルが残留決定、全体1位指名はクーパー・フラッグに照準|2025年FA候補も一覧で紹介

2024‐2025

2025年に向けて、ダラス・マーベリックスがチーム編成を本格化させています。

ベテランのドワイト・パウエルが来季の契約オプションを行使し残留を決めた一方で、注目のNBAドラフトでは“世代の逸材”クーパー・フラッグに狙いを定めています。

この記事では、今オフシーズンのマーベリックスの最新動向に加えて、今季終了後に契約が切れる選手の一覧と契約状況も詳しくご紹介します。

ドワイト・パウエル、来季もマブス残留へ

チーム最長在籍選手のドワイト・パウエル(33歳)は、2024-25シーズンに向けたプレイヤーオプション(約400万ドル)を行使。来季もマーベリックスに残留することが決まりました。

彼は2014-15シーズンにラジョン・ロンドとのトレードでチームに加わって以来、長年にわたってローテーションの一角を担い続けています。

昨季は55試合に出場し、平均10分間のプレータイムで2.1得点・2.1リバウンドというスタッツを記録。

また、2020年1月にはアキレス腱断裂の大怪我を負いましたが、2020-21シーズン開幕戦で見事に復帰しています。

目立つ活躍は少ないものの、ベンチからの安定した貢献やロッカールームでのリーダーシップは、チームにとって不可欠な存在です。常にハードワークする姿勢やファンサービスなどもありマブスファンからも愛されている選手です。

2025年NBAドラフト:全体1位指名はクーパー・フラッグで確定路線か

2025年NBAドラフトで全体1位指名権を獲得したマーベリックスは、デューク大学のクーパー・フラッグに“レーザー集中”していると報じられています。

フラッグは6フィート9インチのフォワードで、守備力・サイズ・判断力を兼ね備えたツーウェイ・プロスペクト。

マブスのジェイソン・キッドHCは彼を「現代のグラント・ヒル」と称賛し、球団内外から「10年に1人の逸材」との評価も。

一方、ガード補強の必要性が叫ばれていたにも関わらず、ラトガース大のポイントガード、ディラン・ハーパーのワークアウトを実施しなかったのも印象的です。これは「フラッグを最優先に考えている」という明確なメッセージの表れといえるでしょう。

マーベリックスの主な契約切れ選手一覧【2025年オフ】

選手名契約区分2025‑26年契約状況備考
カイリー・アービングプレイヤーオプション約4,300万ドル、行使次第ACL負傷からの回復が鍵
ドワイト・パウエルプレイヤーオプション約400万ドル、行使済み最長在籍選手
スペンサー・ディンウィディUFA完全FA、再契約の可能性ありガードローテ候補
ダンテ・エグザムUFA完全FA、怪我歴もあり不透明セカンドユニットのキーマン
ケスラー・エドワーズRFA制限付きFA、マブスがマッチ可能2ウェイ候補
カイ・ジョーンズRFA制限付きFA、2ウェイ契約満了予定サイズのあるPF

補足:UFA/RFAとは?

  • UFA(完全FA):どのチームとも自由に交渉・契約できる。
  • RFA(制限付きFA):他球団と契約した場合、元のチームが同条件で引き留め可能。

まとめ:マブスの“次の時代”が始まる

今季のマーベリックスはルカ・ドンチッチのトレード、カイリー・アービングの怪我、アンソニーデイビスの怪我などでファンにとって厳しいシーズンでした。

それでも、ドワイト・パウエルの残留とクーパー・フラッグの指名準備により、来季に向けて新たな“柱”の形成を進めています。

さらにアービングやディンウィディといったベテランの動向、ガード陣の編成、若手の契約更新も含め、今オフの判断が次の5年を決める重要局面となりそうです。

今後も、ドラフトとFA市場での動きを追いながら、マーベリックスの未来に期待していきましょう。

引用元:SI.comHoopsHype

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